協力
公益財団法人祇園祭山鉾連合会

企画 / 制作
TimeAge株式会社

ごあいさつ

新型コロナウイルス感染症による影響で、古くから毎年開催されてきた祇園祭の山鉾巡行が、本年令和2年において感染拡大防止のため、その巡行が中止されることとなりました。この中止に伴い、観光都市京都が受ける経済的的損失は180億円を超えると報道されています。毎年、各鉾町関係者の皆様のご尽力で祇園祭山鉾巡行が執り行われて来たのですが、今年はその長年のご恩に応える年でもあると考えます。来年の祇園祭山鉾巡行開催に繋げるためにも、本年仮想空間上で山鉾巡行を行い、インターネットを通じて多くの方々に祇園祭のより深い歴史や伝統を知っていただき、さらに興味を持ち、アフターコロナに京都を訪れたい動機を持ってもらう目的で当企画を実行します。 対象となる視聴者様は、京都観光や京都の歴史や伝統に興味を持っていただいている方々、および新型コロナウイルス感染症の影響で自宅待機を余儀なくされている方々、並びに京都観光がしたくても病気や年齢の問題で外出が困難な方々です。 祇園祭は日本三大祭の1つではありますが、主役の山鉾の34基(鷹山を含む)すべての名称など詳細を知っている方は日本国内では少なく、京都市内のマップ上のどの位置に山鉾が建てられ、またどのようなルートで前祭や後祭の巡行が執り行われるのかをご存知でない方も多く存在します。前祭(23基)と後祭(11基)のルートの違いなどをリモートでアニメ化し、山鉾巡行のより本質的な情報にVRコンテンツ等を絡め触れていただき、楽しんでいただきたく考えます。最後に、コロナ騒動で困惑されている鉾町関係者の皆様や、疲弊した多くの京都観光業界の方々にとって、来年に向けた意気込みへのきっかけとしていただければ幸甚です。

TimeAge株式会社
代表取締役 一筆 芳巳

協賛
大平印刷株式会社

制作協力
凸版印刷株式会社