滋賀県高島市は、琵琶湖の北西部に位置し、森と里と湖に抱かれた豊かな自然の宝庫。
古来より京都・奈良の都と北陸を結ぶ交通の要衝として栄え、中でも陸上交通は比叡・比良山麓を湖畔に沿って走る西近江路や、一塩された鯖を京の都へ運搬した「鯖街道」と呼ばれる若狭街道が主となり、これらの街道と大津方面への湖上交通の拠点である港町や宿場町として栄えてきました。
「琵琶湖とその水辺景観」が日本遺産に認定され、市内3ヵ所の文化的景観選定地のほか、白鬚神社やシコブチ信仰が構成遺産としても選定されている自然豊かなまちです。